ボランティアで人生観が変わった!

こんにちは、honmonoです。

 

今週、西日本豪雨で被害が大きかった広島県安芸郡坂町に2日間ボランティアに行ってきました。

honmonoが天災によるボランティア活動に参加させてもらったのは、今回が初めてでした。

今回は率直に、honmonoがボランティアに参加して感じたことを皆さんにお伝えしたいと思います。

  • ボランティアが足りていない

今回honmonoがボランティアに参加した、広島県安芸郡坂町は2018年7月16日に砂防ダムが決壊して、甚大な被害が発生しました。

発生から約2か月が発生していますが、はっきり言ってまだまだ復興や元の生活に戻った、とは言い難い景色が広がっていました。

honmonoが参加したのは平日の2日間でしたが、坂町のボランティアセンターに来られている方は、約50人ほどだったと思います。そのボランティアセンターから被害のあった数か所の地域に割り当てがあるので、実際に1か所には10人程度になってしまいます。

実際に何度か参加されたことのあるボランティアさんと話をしましたが、「平日は少なくなった」「学校が始まると学生さんも少なくなって…」ということでした。

実際は、もっともっとボランティアさんの活動が必要だと感じました。

  • 参加される方は何度も参加されている

上にも書いていますが、とても慣れられたベテランのボランティアさんがいらっしゃいます。普段はお仕事をされていると思いますが、自分のお休みをボランティア活動に充てられているようでした。

また仕事上は現役を退かれた方がとても一生懸命に参加されていらっしゃいました。

これにはとても感動をしました。

体力的にも若い方からすると落ちてしまうのに、honmonoよりも元気!

そして、ベテランさんがしっかりとリーダーシップを発揮している!

一人一人の役割を、みんなが自身で考えた上で行動を求められるのがボランティアだと思うんですが、個人で活動するわけではありません。

基本手にはチーム単位で動いていくので、必ずリーダーとなる人が必要です。リーダーさん次第で作業の効率化がより図れると実感しました。

実際に何度も参加されている方を中心に、色々な方が参加するという形式が一般的かもしれませんね。

  • 報道の仕方次第で人が集まる

西日本豪雨水害の後に、関西方面への台風や北海道地震など今年の夏は何かと天災が多かったと思います。

西日本豪雨だけの時は報道も岡山県や広島県の被災地での報道が多かったですが、もうすでに西日本豪雨の報道は全国規模ではほぼされていないのが現状だと思います。

確かに北海道地震はとても大きな災害で、また被害も広範囲に及んでいます。

でも被災された地域(これは過去の話も含めて)で、復興したと言われるまでは程遠い状況にあるのではないでしょうか?

実際に今回もそうでしたが、熊本地震の頃もそうでした。

honmonoは実家が熊本なので、熊本地震の2か月後に最も被害の大きかった益城町に足を運びましたが、自分が知っているはずの町並みとは程遠い状況…。

honmonoの友達も被災して、今もまだ避難所生活を余儀なくされていますが、今回の西日本豪雨でボランティアに行った坂町はまだ仮設住宅も建築途中でした。

そんな現状は、時間が過ぎたり新たな天災等があったりすると報道されないのです。

少しづつでもいいので、被災した場所の現状などを報道する仕組みづくりもそろそろ必要ではないかと感じました。



  • 不謹慎かもしれないけど、楽しんで参加できる

最後に、書き方は不謹慎かもしれませんが、楽しみをもって参加することが重要だと感じました。

まったく知らない土地にボランティアに行くということは、その土地のことをよく知るきっかけになるということにつながってきます。

その土地のことを知るというのは、とても楽しいことだと思いませんか?

そして何より、ボランティアに行くとその地元の人と話ができることです。

今回のボランティアでも地元のボランティアの方から、その土地の特徴や被災された地域の特性や戦時前からのその土地の特徴などを教えていただきました。

人と人が触れ合うきっかけになり、また特に被災されている高齢者は一人暮らしも多く、色々な人と話をするきかっけにもなり、少しでも寂しさを紛らわすきっかけにもなります。

 

長くなりましたが、この4点が今回ボランティアに参加してhonmonoが感じたことです。

ボランティアに対する考え方は人それぞれ違います。でもそれで良いんです。

honmonoも以前はボランティアに関してはどちらかというと積極的に考えることがあまり出来ませんでした。

 

でもhonmonoも実際にボランティアに参加してみて、考え方が変わりました。

 

今回の記事を読んでいただいた方が、少しでも何かのお役に立てればうれしいです。

 

honmonoでした♪