認知症になってもいいんだよ、って簡単には言えないです

こんにちは、honmonoです。

 

先日、ネットを見ていた時のこと。気になる記事を見つけました。

記事の見出しが「認知症になってもいいんだよ、講演で啓発する介護指導者」。

honmonoにとっては、けっこう衝撃的な見出しです。

私は朝日新聞Digitalの会員ではないので全ての記事は読めませんが、たぶん認知症サポーター養成講座をされているのでしょう。

私自身も認知症サポーター養成講座、講師としてよくお呼びがかかりやっていますが、なかなかこの「認知症になってもいいんだよ」とは言えないです…。

 

この言葉の裏側にある言葉の意味を考えてみると、

・認知症になっても、不安になることは無いよ

・認知症になっても、いままでみたいに誰かが助けてくれるよ

・認証になっても、今まで通り「自分」を持って、生活していいんだよ など

というようなメッセージが隠されているのではないでしょうか?

 

私自身も講師としてお話しする際は、認知症になることの恐ろしさや嫌な思いなど、ネガティブなイメージを伝えるのではなく、いかにして自分らしく生きていくことが出来るのか、を伝えるよにしています。

そして、認知症になったかたを、特別な存在ではなくとらえ、一人一人が、そして皆さんが住んでいる地域で支えあう活動ができる、結果としてみんなが住みやすい地域を目指していこう、ということをお話しするようにしています。

 

まだまだ、認知症の人=変わった人・怖い人

というイメージを持たれているひともらっしゃいます。

 

そのような、イメージの払拭が出来ればと思っています。

honmonoでした♪

 


ベッド稼働率と運営面での課題

こんにちは、honmonoです。

 

色々なテーマについて書いているhonmonoがすが、今回は以前から触れていますベッド稼働率に関してです。

 

ベッド稼働率、ズバリみなさんの施設や病院ではどのくらいでしょうか?

今回は介護老人保健施設のデータを見てみようと思います。

え、なぜかって? honmonoは以前、老健の管理者をしていました。2018年の介護保険改定をうけての動向はまだ不明ですが、2018年1月に独立行政法人 福祉医療機構(WAM)がレポートを出しています。

その中の図に(平成 28 年度 介護老人保健施設の経営状況について から引用)

上記図は、あくまでも「入所」の稼働率です。現場での稼働率は、これにショートステイの数値が上乗せされますのでご注意ください。

さてこの数値を見て、みなさんはどのように考えますか?

在宅復帰を頑張っているから、在宅強化型の稼働率が落ちるのはたたり前だよね、と皆さんは思われると思います。

その分、一人当たりの収入も高いから、経営的にみると大丈夫なはず!と思っていらっしゃる事務長さんや経営者の方も多いかと思います。

でも、本質はここからです。

在宅強化型=従来型に比べると煩雑なことが増える=人がいる=人件費

の構図が成り立っていると思いませんか?

 

では実際に、経営状況を見ていきましょう。

(平成 28 年度 介護老人保健施設の経営状況について から引用)

この表から、今回は「利用者1人1日当たり事業収益」を見てみます。

(在宅強化型・14,123)-(従来型・13,046)=1,077

この数値を見て、どのように考えますか? 頑張っているのに、たった1,000円位しか違わないんです。

さ、もう少し掘ってみましょう。

「1施設当たり従業者数」の項目に注目です。

(在宅強化型・82.5)-(従来型・71.9)=10.6人

そうなんです! なんと10人も職員さんを多く採用しているという実績です。

なので、人件費率も全く違いますよね。

 

最終的に見てもらいたい項目は「事業収益対事業利益率」の項目です。

なんと、在宅強化型がどの報酬形態よりも数値が低いのです。

頑張っているのに、利益が上がらない。

 

これって、経営支援で考えると全くもって本末転倒な実績です。

収益があがらないと、職員さんへの再分配もできません。

もちろん頑張ってもらっている職員さんに賞与などで還元したいのですが、これでは正直厳しい数値です。

 

今回の介護保険制度改訂で、老健に関しては5区分にわけらえ、報酬上もより評価される体制になりました。

今年度の実績はまだまだ不明ですが、今後も見守っていく必要があると思います。

また、今回の記事で使用した詳しいレポートの内容は、ココから見ることが出来ます。

 

honmonoでした♪




ウイルス対策ソフトの更新

こんにちは、honmonoです。
今回は、PCの話題ですよ。

さて、皆さんのPC環境ではどんなウイルス対策ソフトを使っていますか?
honmonoは、以前から
ESET ファミリーセキュリティ 5台3年版
を使っています。

この、ESETファミリーセキュリティ、5台使用出来て、しかも3年利用できて、この値段なんです!!
しかも、windowsやMac、そしてAndroidまで使用できます。

今回、ライセンスを更新したので使用し続けて3年になりますが、今まで全く問題はありませんでした。
ためしに、ウイルスを敢えてダウンロードする実験もしてみましたが、しっかりと駆除してくれまし。

ウイルス対策、油断すると今はマルウェアやランサムウェアにもひっかかってしまいます。
私みたいにブログを書いている人にとっては、ウイルス対策は必ずやっておかないといけないです。

皆さんも、遅くなる前に、導入をされてください。

honmonoでした♪







管理する?管理される? その2

こんにちは、honmonoです。

さて、今回は「管理する?管理される?」シリーズの第二弾です。

このブログをご覧いただいている皆さんは、どのような立場の方でしょうか?
介護や医療系のブログですので、従事されている方だとは思いますが、どのような方が読まれているのか
興味があるところです。
さて、今日は管理職側からの見解で書いてみます。

組織というのは、みなさんご存知のように、経営者(病院などは院長や理事長)をトップに、ピラミッド型になっています。

これはどの会社組織においても同じですね。
下の図は病院組織のサンプルですが、基本的にはあまりどこの病院なども変わりませんね。

この縦組織というのが、まさしくミソなんです。
理事長をトップに、病院長、副委員長、各部門長…、と各部門やチームに分かれていきます。
各部門にはそれぞれ、課長などと呼ばれるような部門をまとめる人が存在しています。
じゃ、課長をまとめる人は誰でしょう? それは、病院などでは、部長と呼ばれる人たちです。
では、課長にそれぞれの部門のことをまとめたり報告するのは誰でしょう? それは、係長や主任、リーダーと呼ばれる人たちです。

このように、それぞれの役職者がそれぞれの決裁権限の中で報連相を繰り返して、決裁を重ねていくことで組織は成り立っています。
また、報連相を行うということは言い換えると「立場が下の職員を管理する」ことを必然と行っていることになります。

さて、今回はこの位にしておきますね。
次回の、その3はこの続きから…。

honmonoでした♪




年収の伸びしろは、休日の過ごし方できまる

こんにちは、honmonoです。

 

さて、今回は最近honmonoが読んでいる本をご紹介します。

題名にあるように、

「年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる」

という本をご紹介します。

書評を書くのは、ネタバレもあるのであまりやっていませんが、

”仕事とプライベートの切り替え” ”オンとオフのメリハリ” など

honmonoがあまり得意としていないことを書かれています。

明日からの通勤のお供になりそうです!

 

じつはこの本、honmonoがフォローしているサイトで紹介されていたので買ってみました。

そのサイトは、

ライフハッカー[日本語]

さんです。

なかなか面白い記事をアップしていますので、是非皆さんものぞいてみて下さい。

 

honmonoでした♪

 

管理する?管理される? その1

こんにちは、管理人のhonmonoです。

皆さんの立場はどちらでしょうか? 管理する側?、管理される側?

管理したくはないけど、管理しないと働かないから管理が必要だよ

色々な声が聞こえてきそうですね。

では、どちらが正しいのでしょうか?

honmonoの考えからすると、どちらも正しくて、どちらも間違っています。

なんじゃそりゃ?って思われるかもしれませんね。

管理する側も、管理される側も経験済みのhonmonoだからこそ、その本質を連載します。

これからの記事も、お楽しみに!!

honmonoでした♪



病床稼働率の課題

こんにちは、管理人のhonmonoです。

私が住んでいる関西地区は昨日はすごい雨でしたが、皆さんのところはいかがでしたでしょうか?
honmonoは雨がとてもひどかった夕方、車で移動していました。
前が見えないほどの雨で、怖いなと感じた位でした。

さて、皆さんのところは病床稼働率に関して課題を課していますか?
年間平均稼働率が◯◯%、というような目標を設定することは多いかと思います。

せっかく決めた数値目標、ズバリ絵に描いた餅になっていませんか?

というのも、現場でよく聞かれることに
「そんな数値は聞いてない、勝手に決めた数値目標なんか無視だ、 机上で勝手に決めたことだからどうでもいいよ」など

事務長をはじめ、管理者クラスにはあまり聞こえてこない言葉です。

しかし、一度考えてみて下さい。

現場職員への落し仕込み、してますか?
主任など、現場を管理する職員に、数値の根拠を話せていますか?

この点、よく忘れがちになります。
計算して「出来た!!」と喜ぶのもよく理解できますが、じつはそこからが事務長や管理職の仕事の始まりです。

さて、今日はこの位にして、続きは次回とします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

honmonoでした♪

本物志向の運営を開始します

こんばんは、本物志向の管理人こと、honmonoです。

この度、本物志向はサイトをリニューアルして再公開しました。

今までは、介護の視点からのサイト運営をしていましたが、方今転換!!


医療介護を真面目に考えていくサイトになりました。

そう、医療介護を保険からの視点、リハの視点、運営側の視点、職員の視点、などなど
色々な方面から考えていきたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたします。

honmonoでした♪